名(迷?)言集 Part1 -A Collection of Wise Remarks-

Part1 Part2

■ラジコン(アルバム「News」発表後)

レコーディング時にラジコンが流行って、盛り上がりその後のテイクが結構採用になったので
「レコード・クレジットにもスペシャル・サンクスとしてラジコンの名前が入っているんです(笑)。」

■サボり

伊東さんが、デビュー前お客さんがゼロという時もあったという話に安藤さんは、
安藤「そんな時あったかなぁ。…あっ、その時僕サボったんだよ(笑)。1回だけなんだけど、サボったことがある。もうひとりギターがいたから、僕がいなくてもどうにかなるだろうって(笑)。」
伊東「それってスゴイなぁ(笑)。」

■地蔵ギター

「弾いている時、上半身が動かないので『地蔵ギター』ってみんなが言うんです(笑)。」

■南半球

「YOUR CHRISTMAS」が季節を無視したネーミングだ、という話に
「南半球のクリスマスだと思ってください(笑)。」

■ケンカ(野呂一生さんとの対談)

安藤さんが、スクェアの場合リハーサルの時ケンカ(相手にどなったり)になることもあるよと言った後、
安藤「そういう時おもしろいのは、そうなるとだいたいベースとドラムがチューニングを始める(笑)。それで誰かが”ケンカしないで練習やろうよ”って言い出して(笑)。・・・」

■これからのT-SQUAREは?

「すごくきわどい位置でいたいんですよ。ジャズの方々から見れば、なんだこの野郎と言われそうなんですけど、ロックとか、流行ものも好きですからね。その 一方でパット・メセニーであったり、イエロー・ジャケッツであったり、そういう音楽も好きなんですよ。僕たちはきわどいサウンド、どちらかというと下世話 な方に転んじゃうような勢いで、そういう方面へいった方がいいと思ってます。ジャズ、フュージョンの要素もありますけど、マインドとしたらロックの方が近 いかも知れないから。」

■働き者

アルバム"BLUE IN RED"のレコーディング
「今回みんなから”ここギター入れて、ここも入れて”って言われて実は一番働きました。でも、その割に最終的にはギターがあんまり聴こえてこない(笑)。」

■教則ビデオ

絶対嫌と言い続けていた本人だが、
「でも人の教則ビデオを見るのは好きで、いっぱい持ってます(笑)。」
とのこと。

■いい音楽とは

「人にこびることなく自分たちの独自性のある音楽を作っていくことが大きな目標。いい音楽は感動から生まれる。毎日を大切にしてちょっとした発見にも目を凝らしていきたい。」

■長い前奏

スクェアの結成時のことを聞かれて、
和泉「まだ、その頃僕たちは生まれてないんで(笑)、安藤さんお願いします。」
安藤「どんなジジイじゃ、オレは・・・(笑)。」
本田さんがスクェアのデビューアルバムを持っていた当時、歌がないのはなんかヘンだという話に安藤さんが、
安藤「長い前奏だなあ。あれ?終わちゃった。とか(笑)」
本田「(笑)でも、小さい頃からサックスをやっていたんで好きでした。」

■健康法

「散歩かな。犬をつれて近所を30分位歩く。これは日課ですね。コースとかは決まってなくてその日毎に違うんです。」
散歩中に曲が浮かぶことが多いそうです。ちなみに「B.C. A.D.」に収録されている「LATELY」も散歩をしているときに浮かんだ曲だそうです。

■起承転結

「弾く時に心がけているのは、ソロのサイズの中でちゃんと起承転結をつけるということですね。勢いに任せて弾いちゃうこともあるけど、そういうのはだいたいボツになります(笑)。」

■"MAC'S BACK"の秘密

MACって誰のこと?
「誰でしょう?…実はテニスのジョン・マッケンローのことなんです。ちょうどレコーディングのときに、オーストラリア・オープンで彼がすごくいい試合をして、それを見て感動しまくっちゃって、それでタイトルにしたんです。」

■オレに聞くな("AMARANTH"の話)

本田さんがこの曲のコード進行は難しいという話に須藤さんが、
須藤「ハイ、困り果てました(笑)。生涯遭遇したことのないようなコード進行でしたから、いわゆる"引き出し"がないんですね。それで安藤さんに相談しても『オレに聞くな』なんていうし(笑)、結局勢いだけでやってしまいました。」

■グループ名の由来

「その頃、マジソン(スクェア・ガーデン)・バッグが流行っていたんですよ(笑)。初代ドラマーと地下鉄に乗っていた時に高校生がみんなマジソン・バッグ持ってるんで、それで"スクェアっていうのはどう?"って。けっこういい加減なんですねェ(笑)。」

■すみません

"BIG CITY"について
和泉「夜中にできたんでしょ?」
安藤「たいてい夜中にできるんですよ(笑)。」
(中略)
和泉「ベースラインが『ドストドド』なんですよ。その最初の『ド』が問題なんですよ。これが食ってるわけですよ。アドリブが本当に大変ですよ。」
安藤「すみません(笑)。」

■家庭教師

初の全米ツアーでの話
安藤「向こうでね、インタビューをやったんですよ。通訳なしで。だからある程度質問事項を考えて、それに対する答えも考えて、インタビュアーにそういう質問をしてくれってお願いして・・・。」
和泉「予想問題集ですよね。まあ、こういう質問が望ましいんじゃないかというのを向こうに渡してね。でも当然そこから話がはずれるでしょ。はずれるともうダメ。『アウアウ』ってなっちゃう(笑)。」
安藤「最初はその質問をしてくるでしょ。すると僕らはその答えをしっかり暗記しているから(笑)、それに対してはスラスラと答えられるわけ。そうすると、こいつら英語がけっこうしゃべれるんだなってことになって、いきなりとんでもない質問がきちゃう(笑)。」
和泉「すると『えーっと』なんて答えたりしてね(笑)。」
安藤「しかも、電話インタビューなんていうのまであって(笑)。」
和泉「もうマッツァオですよ(笑)。ホテルのバスルームとベッドサイトに電話があって、ベッドサイトに僕達のアメリカ側のスタッフが受けこたえして、バスルームの電話のところに僕達がいて、『今度は安藤さんだよ!』『えーっ!質問聞いてないからたのむよーとか言って、受話器をお互いに押しつけて(笑)。もうたいへん!・・・(後略)」
安藤「誰か家庭教師つけようかな(笑)。」

■LOVE FOR SPY

和泉「すごいですよね。誰が題名つけたんだか(笑)。」
安藤「昔スクェアのメンバーだったマイケル河合がスタジオに来てね、名付けていったんです(笑)。」
- "ジェラシー"というタイトルもすごい
安藤「リハーサルの時に譜面に適当に書いていったタイトルなんですけど、結局そのままになっちゃった(笑)。」
- でもメロディ・ラインは"ジェラシー"って感じではないですね
安藤「そうですね。でも、なんとなく切ないけどがんばろうねと(笑)。そういう曲調だからまあいいかと(笑)。」

■ソロ・アルバム

僕たちT-スクェアは、いつもレコーディング前に、曲選考会というのをやるんです。メンバーがそれぞれの曲を持ち寄って、無記名投票で選んでいくという。 そのとき、自分がコレしかない!と力入って出した曲が、どういうワケかボツになるということがあって、『なぜ選に漏れたのかわからない』曲が必ず出てくるんです。客観的にみるとそうなのか、みたいナね。そういうお気に入りの曲を、T-スクェアという制約のないステージで思いっきり演る。これが僕のソロ・アルバムなんですよ。」

■忍たま乱太郎

「テニス中継はよく見ます。(中略)ドラマとかはさ、見るのに根気いるでしょ、だからあんまり見ないの。あとは『忍玉乱太郎』(笑)」
「忍玉乱太郎」とは(^^;。ご子息のひろき君と見てたら「結構おもしろい」とのこと。